何にでもホモ萌えしてみる会

何にでもホモ萌えしてみるブログです。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
---------------------------


青氷交換学生制度


■目的

青春学園及び氷帝学園、両校学生の交流活動を通じて
相互理解と学校間における親和を増進すること。

----------------------------------------------------------
■交換形式■

本校の学生は、氷帝学園において学習し、卒業に必要な単位の一部を修得することができるものとする。
同様に氷帝学園生徒は、本学で各授業内容及び校内活動を学習し、単位の一部に充当することができる。

-----------------------------------------------------------

■派遣期間、派遣人数■

派遣期間 1週間
派遣人数 1名
(試験的に実施する制度であるため、以後の活動においてはこの限りではない)

------------------------------------------------------------

■派遣条件■

一定基準以上の学力を有し、教師及び生徒会役員による選抜会議において本学の交換学生としてふさわしいと認められた者。
また指定した期日までに健康診断書等の条件が整えられる者。

---------------------------------------------------------------
■費用■

交換制度中の往復交通費、宿泊費を含む生活費、保険料等は免除とする。
ただし、私用での使途については一切認めない。


---------------------------------------------------------------




「というわけだ」

「……」

渡されたプリントの束にざっと目を通して、――主人公は、朝からずっと自身を苛み続けていた「嫌な予感」が、
それこそ的中したのだと思った。目の前には、幼なじみで同じクラスで生徒会長の手塚が、憮然と立ち尽くしている。

「い、嫌です」

いろいろ考えて、考え抜いたすえに搾り出したひとことに、手塚がピクリと眉を動かした。
こ、こえー。と思う。
でも主人公は怯まずに、もう一回、今度は腹の底から「絶対嫌だ!」と叫んでみせた。

「何で俺なんだよ、訳わかんねー!」

「決まったことだ」

「俺の意思は!? 本人だぞ!? 尊重しろよ!」

「しない」

「しろよ!!」

掴みかかろうとする主人公の手をひょいと避けて、手塚はどこからかでかい荷物を取り出した。主人公の足元に置く。
自然と主人公の目が行ったところで、彼はその見覚えのあるドラムバッグにとても嫌な予感を感じた。
手塚は静かに言い放つ。

「おまえの荷物だ」

「うわああああああああ!!!」

やっぱりそうか! と、主人公は叫んだ。

「これ、俺のカバンじゃん!!」

ファスナーを勢いよく開けて、中身を確認すれば、
ああ、やっぱり、シャツもパンツも歯ブラシも、全部自分のものじゃないか。

「な、何でもうこんなことに……!」

「ご両親には、もう話をつけてある。あとはおまえ自身が首を縦に振るだけだ」

「ひどすぎる!!」

叫びすぎて顔が熱かった。
酸欠気味になりながら、ぜえはあ呼吸している主人公に、手塚はというと――哀れむような視線を投げかけていた。

「俺だって悲しいんだ、主人公」

「嘘だ!」

「……」

バレたか、と手塚は思った。仕方なさげに後ろ頭を掻いて、事情を説明することにする。
主人公は馬鹿だから、簡単にかいつまんで説明してやればいいだろうと思った。
だからひとこと、「会議で決まったんだ。おまえが適任なんだ」と言った。

「どう適任なのか説明してくれなきゃ嫌だ!」

「……」

どうやら納得しなかったらしい。鬱陶しい幼なじみだが、一応それなりに知恵は付けたようだった。
面倒くさい、と思う。
根は真面目で硬い手塚だが、この幼なじみの前ではどうもいろいろなことがどうでもよくなってしまう。
このページのトップへ

FC2Ad

Information

鳥さん
  • Author: 鳥さん
  • 2007年もホモまっしぐら!

Search

Calendar

09月 « 2017年10月 » 11月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。